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警察学校にて取得できる資格について

当サイトには、資格について興味がある方が一定数訪問されます。
そのため、今回は警察学校で取得することが出来る資格について記事にしていきたいと思います。
ただ、警察内部の資格に関しては守秘義務があるため、一般的に知られている資格について主に記事していきたいと思います。

都道府県によって取得できる資格は違う。

都道府県によって、その地域に必要な業務が異なるため、多少ですが取得する資格が違います。

その代表格が、二輪免許です。
都市部でしたら、それぞれの警察署が同士が近くにあるため、管轄が狭く移動距離が狭いため、二輪を使う必要はありません。
特に、警視庁は23区内であれば、ほぼ自転車ですぐに事件現場に到着することが出来るため、交番勤務の警察官には二輪免許は必要ありません。
そのため、警視庁では二輪を使うことはないため、二輪免許の講習はありませんでした。
私は、八王子警察署という警視庁の中では管轄範囲が広い警察署に配属されたこともあり、たまに原付に乗っていましたが、原則自転車で移動等をしていました。
しかし、千葉県や埼玉県では講習があり、二輪免許を取得することが出来るとのことです。
交番間の移動等など日常で使うからだそうです。

警察業務は地域に密着してます。
そのため、その地域に必要な業務も違えば、それに伴い必要な資格があるはずです。

警察官を辞めた時も考えて、その都道府県の警察学校で取得することが出来る資格を確認することもいいのかもしれません。

警察官が取得しなければならない資格の代表格は無線機の資格

警察官は原則無線で連絡を取り合います。
そして、その無線は電波を使用するため、陸上特殊無線技士の資格が必要となります。

陸上特殊無線技士の取得方法ですが、国家試験を受けるのではなく、講習とその考査試験のみで取得しました。

取得した資格は、第二級陸上特殊無線技士ですが、警察無線は第三級陸上特殊無線技士資格でも使用できるそうです。ただ、速度違反などに使う電波は第二級陸上特殊無線技士が必要とのことです。

第三級陸上特殊無線技士資格さえあれば私達の生活に密接している業務をすることが出来ます。警察無線・消防無線・鉄道無線・タクシー無線等の基地局、MCA無線の制御局、陸上移動局、携帯局、そして業務用ドローン等、幅広い業務で活躍することができるそうです。

柔道・剣道の資格

警察官と言えば、柔道と剣道ですね。
警察官は犯罪者などの危険な人物を扱う職業です。そのため、相手を制圧するだけではなく、自分の身を守るためにも、柔道や剣道などの武術が必要になります。
その他にも、逮捕術という実務的な武術もあり、それにも段位を作って日々強くなるようトレーニングに励んでおります。
また、女性の方の場合、都道府県によりますが、合気道を選択することが出来ます。

警察学校時点では、段位(初段)を取ることが出来ない都道府県もありますが、ほとんどの都道府県では初段の段位取得が卒業の要件になっているとのことです。

警視庁の柔道と剣道の資格は少し違う

警視庁は、日本柔道連盟や日本剣道連盟とは別に、警視庁独自の警視庁柔道連盟・警視庁剣道連盟があり、独自の段と級があり、警視庁警察官の中でしかその段と級は認めれていません。

しかし、申請をすれば、日本柔道連盟や日本剣道連盟への書き換えがすることが出来ます。

ちなみに私は二段まで取得しましたが、申請をせず警視庁を辞職してしまったため、剣道の段は持っていません。

その他にも警察学校では警察業務のために様々な資格を取得します。

守秘義務に関するため、詳細は記載することは出来ませんが、様々な資格を取得します。
警察官は、拳銃など特殊な装備や設備があり、それを使用できる能力を担保を資格制度で管理しています。

ただ上記資格は、どんなに一生懸命勉強しても、警察を辞めてしまえば、意味のないものになってしまいます。

警察学校で取得した資格を今現在活かしているのか。

今現在、私が学校で取得して維持が出来ている資格は、第二級陸上特殊無線技士のみで、その資格を直接使っていることはありません。

ただ今後、測量業務において今後使用する可能性が資格になってきました。
それは、ドローンを操縦するにあたって、特定の周波数を使用する場合は、第三級陸上特殊無線技士以上の資格が必要になるからです。

総務省 電波利用ホームページ|その他|ドローン等に用いられる無線設備について

まとめ

今回は、警察学校で取得できる資格について記事にしました。

ただ、資格を目的にして警察官になることは、とてもコストパフォーマンスが悪いと思います。
警察官の資格について興味がある方へ参考になることが出来たらうれしく思います。

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