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江戸川区の道路確定業務について

今回は、東京都の江戸川区の道路境界確定業務についての記事を書いていこうと思います。
江戸川区は千葉県と隣接する区であり、またディズニーランドも近くにある、魅力的な区です。

区有地境界確定

江戸川区の道路境界の概要

江戸川区は、道路の土地境界確定図のほかに、道路区域図面が備わっており、道路の官民境を確認する上で参考資料が多く、世界測地系で用意されているため、道路の境界協議がスムーズに進みやすい傾向にあるのが特徴です。
また、道路区域図に基準点もあるため、道路区域の境界点や引照点も復元しやすいです。

江戸川区で道路を見ながら歩くと、いたるところに基準点があることを、測量を仕事でされている方は気づくのではないかと思います。

申請書以外に基準点の精度を確認できるものを用意しなければならない。

申請書の添付資料ですが、申請書に添付書類一覧に記載されていない、基準点の精度に関する調査を記載した書面又は図面を用意しなければなりません。

私は、はじめはそのことを知らなかったため、再度観測に行く羽目になってしまいました。もちろん、最初から基準点の確認をしたため、無駄な時間を過ごすことになってしまいました。

一点につき引照点を3つ以上用意しなければならない。

江戸川区は、設置した道路境界1点つき引照点を3点以上を用意しなければなりません。

ここでの注意点は、道路区域図面に記載された引照点は、原則使わない方がいいとのことです。
なぜなら、その記載された引照点が、道路区域図の座標値と誤差なく同じ座標の箇所にある場合にしか使うことが出来ないからです。

そのため、道路区域図に記載された引照点以外に、周りに特徴的な地物等がない場合は、引照点を探すのに苦労するかもしれません。

境界から1mの逃げの点を作らなければならない。

世界測地系で測量したので、必要ないと思っていましたが、必ず境界点から1mの逃げは必要とのことです。

道路のアスファルトに鋲で設置しなければならないため、うまく最初に設置できればいいですが、ずれてしまうと抜いて再度入れ直さないといけないため、少し苦労しました。

まとめ

最後まで読んで下さりありがとうございます。

江戸川区ですが道路台帳などがしっかり備え付けられていると感じました。

江戸川区は、荒川や江戸川など川が多く、区の面積の7割が満潮位以下のゼロメートル地帯と呼ばれる低地ということもあり、災害対策として必要性が高いからなのではないかと思います。

指定のページは見つかりませんでした 江戸川区ホームページ

この記事に関しては、新たな発見があり次第、記事を更新していこうと思ってます。
また、一部勉強不足があり間違い等があるかもしれません。
お気づきの方がいらしたら、是非ご連絡いただけたらと思います。

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