Yさんからご質問が届いたので回答させて頂きます。
ホームページ作成のためのヒントが掲載されており、私自身も挑戦してみたいと考えておりますが、維持費はかからないのでしょうか。もし、毎月の維持費がかかる場合、おいくらぐらいかかるものなのでしょうか?
Yさんからご質問
維持費はかからないのでしょうか?
WEBサーバーのみの機能だけであれば、Githubページを利用すれば、維持費はゼロでサイトを作ることが出来ます。
しかし、WEBサーバーのみだとHTML、CSSとJavaScriptで構成されたサイトを作ることが出来ますが、データベースから情報を取得し、その都度更新された情報をサイトに反映できる動的なサイトと呼ばれるのは作ることは出来ません。
そのため、可能であればデータベースが利用できるサーバーを契約することをオススメします。
人気のWordPressも動的なサイトと呼ばれ、利用したいならば、データーベースも使えるサーバーを用意する必要があります。
サイトを運営するためのアプリケーションソフトに対する維持費ですが、WebサーバーやWordPressはオープンソースであるため、アプリケーションソフトに関しては維持費は掛かりません。
しかし、その入れ物となるサーバーを利用するための維持費は掛かってきます。
WordPressは有料であると勘違いされている方がいますが、実はWordPressは無料で利用することが出来ます。
ただ、WordPressが実行できる環境が備わっているサーバーを用意する必要があり、そのための維持費がかかります。
また、独自ドメイン(自分で選べるURL)を取得したい場合は、その分の年間の維持費も掛かってきます。
そのため、維持費として、サーバーの契約代とドメイン取得代が掛かると思って頂ければと思います。
毎月の維持費がかかる場合、おいくらぐらいかかるものなのでしょうか?
レンタルサーバーを利用すれば、月500円もあれば十分なサーバーを用意することが出来ます。
ほとんどのレンタルサーバー業者の標準的なプランで、毎月1,000円以下でサイトを運用することが可能です。
レンタルサーバーはルート権限が使用できない等の自由な設定が制限されていますが、簡単なサイトやWordPressを利用する分では十分すぎるプラットホームとしての機能がすでに揃っています。
さくらインターネットを例として参照
レンタルサーバーの他にも、独自でサーバーを用意したり、VPSやクラウドを利用することも出来ます。
しかし、ルート権限を使用して環境を設定していきたいなどのことがない限り、最初は一番安価なレンタルサーバーで十分です。
独自ドメインの維持費として、comなら年間2,000円、jpなら年間4,000円程掛かります。
月に直すと200円から400円の毎月掛かります。
サーバーはウェブサーバーだけではなく、メールサーバーなどの機能もある。
サイトを公開するために、レンタルサーバーを契約されている方が多いと思います。
しかし、その用途はサイトを公開するだけではないです。ほとんどのレンタルサーバーは、メールサーバーやファイル共有サーバーの機能もあり、メールやファイル管理のために利用することも出来ます。
サイト公開だけではなく、その他の機能も利用してみることもオススメします。
まとめ
サイトを運用するだけでも毎月1000円以下で運用できることから、それだけでも十分費用対効果は高いと考えます。
それに加えて、メールなどの機能も備えていることから、そのコストパフォーマンスの高さを実感して頂けると思います。
土地家屋調査士 小川曜(埼玉土地家屋調査士会所属)