事務所HP(https://office.little-river.jp/)へリンクします。

事務所HP(https://office.little-river.jp/)へリンクします。

第2回目の土地家屋調査士試験(筆記)受験について

私は、平成29年度と平成30年度の土地家屋調査士試験を受験しました。
平成29年度は択一の基準点に足りず足切りになり、記述の採点をされることなく、不合格になってしまいましたが、翌年の平成30年度の試験に無事合格することができました。
今回、私の第2回目の土地家屋調査士試験の受験体験記を記事にしましたので、読んでいただければと思います。
また、第1回目についても記事にしておりますので、興味がある方はそちらも読んでいただければと思います。

勉強再開時期について

初めて受験した土地家屋調査士の試験が終わってから、すぐに受験勉強を再開しました。
本来なら、少し休んで、年明けから勉強したい気持ちもありましたが、悔しくてすぐに勉強を始めました。

勉強方法について

平成29年度に初めて土地家屋調査士試験を受けて、択一の問題は大体解けるようになって合格レベルには届いている実感はあったのですが、記述の書式と図面の問題が全く合格レベルに届いていませんでした。
そのため、意識的に記述の書式と図面の問題を、必ず土日でそれぞれ解くようにしていました。
記述の書式と図面の問題は、苦手意識があり、また移動中に片手間で勉強することができなく、いつも後回しにしてしまったため、記述の書式と図面の問題を特に意識して勉強していました。
使用した勉強教材ですが、LECの答練講座や購入した参考書で未消化が多くあったため、最新の過去問以外の参考書は購入しませんでした。
また、予備校の講座も受けることなく、2年目はほぼ完全な独学でした。
その中で、唯一利用したのが、LECの模試です。
いろいろな参考書や講座を受講するのではなく、過去問を中心とした勉強をすることをお勧めします。
いろいろ手を出しても消化不良になってしまうと思います。

勉強、仕事や私生活について

1年目と同じように6月までは土日祝日のいずれかの1日は必ず休む日を設けていました。
しかし、6月以降は個人的な生活環境の変化もあり、すべての時間を勉強に費やすことが出来るようになりました。
毎日朝早く起きて、ガストやジョナサンでドリンクバー付きの朝食をとってましたが、そこで必ず1時間以上勉強をし、仕事中でも電車移動では参考書を読んでました。
土地家屋調査士の事務所で勤めていたのですが、物件の調査が電車移動の場合は大切な勉強時間でした。
4月からは仕事以外のほぼすべての時間を試験勉強に充てていたと思います。

試験日直前について

試験日程が8月から10月に変更になったことで勉強期間はたっぷりあると思っていましたが、あっという間に直前期の夏になってしまいました。
夏にあったLECの公開模試で、D判定だったため、とても焦っていました。
もうそろそろ合格レベルまで実力をつけることが出来るかなと思っていたのですが、時間をかければどうにか過去問の問題を解くことが出来るかなと思えるレベルまでしかなりませんでした。
その感覚は、試験日当日まで変わることはなく、問題の相性がよく運が良ければ合格できるかなと思うほどでした。
それからは、とにかく過去問を重視した勉強で、難しい問題や新たな分野の勉強はしないようにしました。
納得できるほど、自信を持って試験に臨むことは出来ないと感じてしたため、気楽に受験して落ちたらまた来年受験しようとも思っていました。
あまり自信を持てないまま、試験に臨むことになります。

試験日当日について

試験会場は青山学院大学の渋谷キャンパスです。昨年の日本大学経済学部のキャンパスに比べて、机や椅子の設備が良く、また天気も秋晴れだったため、快適に受験することが出来ました。
試験当日やったことは、試験中にトイレの場所などの確認です。
私は緊張してしまうと、どうしても喉が渇いてしまい、お茶を飲んでしまいます。
そのため、我慢するくらいなら、いっそトイレに行ってしまおうと思っていました。
土地家屋調査士試験は一秒一秒の時間を争う、とても内容に対して試験時間が短い試験です。
実際に、試験中にトイレに行ったのですが、トイレに行くことでロスしてしまう時間を把握することで、焦ることなく、むしろトイレに行くことで落ち着くことが出来ました。
2時間30分という長丁場の試験でもあるため、試験中にトイレに行きたくなった時の対処法など、事前に起こりうるトラブルを想定してそれに対して対策をすることをお勧めします。

試験が終わってからについて

試験の手ごたえがあったため、わくわくしながら試験会場を後にしたのを覚えています。
そして、解答速報で答え合わせをしたところ、70点は取れていそうでした。
例年であれば、70点半ばくらいが合格点であったため、合格を期待をすることが出来るのですが、各資格予備校の合格基準が80点以上であり、去年の平成29年度も合格最低点が81点であったため、期待が落胆に変わってしまいました。
落ちていると思っていたため、来年度の受験の準備を始めていました。
試験後年内は、軽く勉強して、年明けから本格的に勉強を始めようと思い、資格予備校に通うことを検討していました。

年始の合格発表

落ちてると思っていましたが、一応確認のため、合格発表を見ました。
確認してみると、なんと私の受験番号がありました。
落ちていると思っていたため、少しあっけにとられていましたが、もう受験勉強をしなくて済むのと人生が前進したことを考えると、嬉しさより安堵感のほうが強かったです。
そして、受かったことで自分に自信がつきました。
しかし、それと同時にほぼ100%受かると言われている面接試験で落ちたらとの不安が沸き、面接試験の対策を一生懸命始めました。
まだ最終合格でもないため、喜ぶのは早いです。
しばらくは、精神的に不安定な状況が続くことになります。

平成30年度土地家屋調査士試験成績

コメント

タイトルとURLをコピーしました