測量の基本は、その場所の位置とその高さを測ることです。
その高さの基準となるのが日本水準原点です。
私が以前行った経験も踏まえて日本水準原点のことについて記事にしたいと思います。
日本水準原点とは
日本の土地の高さ(標高)は東京湾平均海面を0mとしています。
そこからの高さで表しますが、実用的には地上のどこかに標高の基準となる点を表示しておく必要があります。
このため、1891年(明治24年)に陸地測量部では、この地に標高の基準となる点(水準原点)を造りました。関東大震災や東北地方太平洋沖地震による地殻変動により当初の数値に変更等の歴史があり、今現在は東京湾平均海面上24.3900mの高さを表します。
詳しいことは、国土地理院の『日本水準原点をご存知ですか』を参照ください。
日本水準原点がある場所
国会議事堂の前にある憲政記念館の中にあります。
一度は訪れてみよう
私は丸ノ内線の国会議事堂駅前の降りて行きましたが、徒歩10分もしなかったです。
また、霞が関駅や永田町駅からでも、同じくらいの所要時間で行くこともできます。
測量をしているものならば、その原点の場所に訪れることはとても意味のある事です。
東京に来られる際に日本経緯度原点と一緒にぜひ見ていただきたいと思います。
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