土地家屋調査士試験を受験される方にとって一番悩ましいことは、その情報の少なさだと思います。
受験をしようと考えている方は、その参考書の書籍や講座の少なさから、どのように勉強をすればいいのかを調べるところから始め、それが結構負担になります。
そのため、今回は土地家屋調査士試験の資格予備校選びに関して記事にしていきます。
ただ、この記事はあくまで私の体験や狭い知り合いから聞いた話のみを参考材料としており、情報が偏っていたり不足している面があります。
客観的な記事ではないですが、合格した後だからこそ分かるこの資格予備校の授業を受けたら、もっと早く合格できたかもしれないとの思いで記事にしました。
私の主観がだいぶ入ってますので、あくまでも資格予備校を選ぶための参考材料の一部としてして頂ければと思います。
私が土地家屋調査士試験に関して受講した講座について
実は、私はほとんど独学で勉強しました。
その中で、受講したのがLECの土地家屋調査士試験の答練講座と模試です。
また、通信講座でユーキャンの講座も受講していましたが、法学書院の参考書と過去問が使いやすかったこともあり、結局ユーキャンの教材は全く使わなかったです。
(現在ユーキャンについては廃講座となってます。)
また、土地家屋調査士試験の合格後、測量の基礎を一から学びたいとの思いから、東京都にある測量専門学校の中央工学校測量科に入学しました。
そこで、土地家屋調査の授業があり、そこで東京法経学院の講師と教材による授業を受けました。
そのため、間接的にではありますが、東京法経学院の授業を受けたことがあるとも言えると思います。
ここでは、私はLECと東京法経学院を利用したことがあるとして、今回記事を書きたいと思います。
LEC講座について
LECは様々な資格を扱っており、資格試験予備校の中では大手の予備校といえます。
まず、LECの講座は勉強の取り組み安さや利用のしやすさであると思います。
特に、過去に宅地建物取引士等の資格の講座を受講されたことがある方は、そのままLECで受講したら教科書や問題集の形式が似ているため、勉強に取り組みやすいと思います。
また、解説等も易しく、またその解説の量も必要最低限になっているため、実務未経験者や初学者にも読みやすい構成になっていると思います。
そのためか、合格祝賀会に参加したのですが、測量や土地家屋調査士とは違う畑の業種の方がほとんどでした。
そして、割と1回目や2回目で合格された方が多くいて、必要最低限の知識を効率的に勉強されて短期合格される方が多いのではないかとの印象を持ちました。
土地家屋調査士や測量業などとは別の分野で仕事をされている方は、LECを受講されるといいと思います。
東京法経学院の講座について
土地家屋調査士試験の一番信頼をおける資格予備校だと思います。
受験生時代は、登記申請例集と三角定規と口述試験事例集等などの書籍や図面の計算方法などの単発講座を利用しました。
また、合格後に測量を一から学び直すために中央工学校測量科に入学したのですが、土地家屋調査の授業があり、東京法経学院の講師と教材(合格ノートと調査士六法)により授業があり、間接的にですが東京法経学院の講座を受けたことがあるといえます。
合格ノートに記載されている内容は、過去問だけではなく実務でも使える先例や細かい内容も豊富に記載されており、これだけしっかり取り組めば択一の対策は十分といえる内容となっています。
ただ、その情報量の多さから初学者にとってはハードルが高いと思います。
測量専門学校卒業生や測量業者・土地家屋調査士事務所の従業員が受講するには、とてもいい環境だと思います。
測量専門学校卒業生や測量業者・土地家屋調査士事務所の従業は受講料が安くなる等の得点があるので、実際に通われている方も、LECと比べて実務を経験されている方が多いのではないかとの印象があります。
しっかりとした知識をつけるとの面ではいいかもしれませんが、その量の多さから挫折してしまう心配もあります。
また、地方の方は直接校舎に行くことが出来ないでメリットもあります。
ただ、土地家屋調査士試験では間違えなく、一番信頼をおける資格予備校であることは間違いないです。
そして、ここの試験用の三角定規はとても使いやすいので、使用をお勧めします。
その他
上記2校以外にも、日建学院やアガルートや早稲田法科専門学院などがありますが、建築士の受講して日建学院が良かったなど、その予備校でモチベーションが維持が出来、また信頼できるなら、その資格予備校が自身の中では一番の予備校だと思います。
ただ、広告や宣伝を過剰に行い、中身があまり信頼できなそうな資格予備校もあるので、自身でしっかり確認しましょう。
短期合格や一発合格などいい言葉・甘い言葉には注意です。
まとめ
私は、気軽に受講したいならLEC、知識をつけて受かりたいなら東京法経学院だと思います。
ただ、一番大切なのはモチベーションを維持できるかであると思います。
どんなにいいサービスでも、勉強に対してモチベーションが低くなってしまっては、ダメですから。
コメント